Vol.8 特集・内容: 「ミドルツインの正義 The Fascination of Mid-range Twins 」
-等身大の存在感、パフォーマンス、親和性その魅力は何か?どう表現しているのか?-
ミドルクラスの2気筒が気になっている。この場合のミドルクラスとは、いわゆる大型二輪免許で乗れるモデル群の中で、500ccから1000cc未満の排気量帯に属するモデルといえば良いか。それらは、パワー、車重、価格といった点では、身体的にも経済的にも高い親和性を持っており、多くのライダーの“身の文に合った”パッケージであると思えるのだ。故にビッグバイクへのエントリー、ベテランの充足感の実現、あるいは今流行の終のバイクとして、求められる興味の方向性も幅広いものとなるだろう。世界的に見てもこのクラスは活性化しており、今回の3モデルに限って見ても、同じブラットフォームを使ったバリエーションモデルは、国内外でトータル 10モデルを超える勢いであり、現代の市場における指向性がうかがえる。
その価値観の違いはどこにあるのか、そして満足感を生む”正義”となる要素はどこにあるのか。
A4版 108ページ
ENTHUSIASTIC MOTORCYCLE MAGAZINE
CONTENTS
14 ミドルツインの正義
16 2気筒でも”CB”を名乗れるワケがある Honda CB750 HORNET
22 取り回し抜群の軽さと廉価のジレンマ Yamaha MT-07
28 頭ひとつ抜きんでたパッケージの高い完成度 Suzuki GSX-8S
36 二面性を持つパワフルなエンジンで快走が楽しいスポーツツアラー BMW F 900 XR
38 360°クランクの個性と官能 Harley-Davidson X500
42 IMOTT2025 マン島TTに挑み続ける57歳 山中正之の尋常ならざる生き方
50 華麗なる転生 BITO R&D VFR400R/NC30
58 語り継がれること2025 CB400FOURYDS1 ふたつの物語を振り返る
62 X500で北海道ツーリング
80 ナイトランのすすめ そこに、いつもと違う走りの世界が見える
84 最新の煌めき r’s gear GP SPEC for CB1000 HORNET SP
90 [New Model Impression] Honda Rebel250 E-Clutch
94 [New Model] DUCATIPANIGALE V2/V2S BMW R1300R/RT/RS MOTO-GUZZI V7 series
100 今さら他のバイクには乗れません いじり倒して走行距離20万km超の愛車を手放せない12の理由
■STAFFS
Editor: 関谷守正(GENERATE) Editorial Stuff: 石橋知也、吉村誠也、山下剛、長嶺徹、越野和馬 Writer:高野守夫 Photographers: 海保 研(Photo space RS)、柴田直行、鶴身健 Art Director: 中根康宏(TheWyatt.co) Designer: 木ノ下 努(ALOHADESIGN) Advertising Manager: 森川洋